おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

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専門性とそれ以外

昼間から雨雨雨。

ここのところ、「大学の研究者がもっと産業界で活躍するためには」というテーマでの論議に何かと関わっている。
言ってみれば、専門性以外の能力をどうやって育成するか、といった話。
よく言うコミュニケーション能力とかリーダーシップとか、まぁいろいろな表現がなされる能力というかスキルというかの
論議なんだけど。

今日、ある大学の「先生」からメールが来た。どこかで一回名刺交換した程度の相手。

突然、「この研究開発は現在、×××の子会社にて製品化を推進しております。」といった文章から話が始まり、
なんだかよくわからない2種類の実験結果が、それぞれ数行ずつ書いてある。
で、「この成果についてのご教示をいただく先生をだれか紹介してくれないだろうか」と書いてある。

.......はぁ? 一体何の話をしているのぉ??

確かに、私は多少の研究者紹介ならできる立場にいる。
とはいえ、何の開発をしている話かすらわからず、何についての教示がもらいたいのかもわからない状態で
専門家でもないとわかっている私に投げつけて、何をどう紹介して貰おうというの????

と思っていたら、この人から電話がかかった。
「いやぁ、メールをお送りしたんですが、どなたかいませんかね?!」

まずは挨拶ぐらいしてよぉ!

まぁそれはさておき、この方、自分が研究者なのに、「具体的にいうと、どのような分野の研究者からの教示を
求めているんですか?」と訊ねても、「いやぁ、それがわからなくて。このテーマ、難しくて!」とアッケラカン。
この「難しい」というところを調べて言ってこそ、自分の研究、と言えるんじゃないのかなぁ。

こういう先生が教えているんじゃ、専門性についてもそれ以外の能力についても、学生が真っ当に育つわけないんじゃないのぉ~、と腹立ち紛れに考えておりました。

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そういえば、のB&B経験

雨で少し肌寒いかと思って出掛けたら、雨が上がって蒸し暑くなってしまった。
とは言ってもまだ楽よね。まだまだ!

そろそろ書いておかないと忘れてしまいそうなので、アムステルダムでのB&B経験を。
アムステルダムはホテルがものすごく高い。仕事で使えそうなホテルで日本円にして二万円以下のところはまず見当たらないぐらい。ホテルなんて、欧米諸国、どこで泊まっても大差が無いのにね。

あれこれホテルを見ている内に、アムステルダムは街自体が観光地なためか、街の中にもB&Bがたくさんあることに気づいた。面白そう! しかも、高いところは一泊3万円近いけれど、そこそこ評判の処だと一万円台で何とか見つかりそう。

ということで、Tripadvisor の高評価のB&Bについて、それぞれの場所と仕事先までの足の便をGoogle Mapで調べながら、次々と問い合わせを出してみた。
そんな中で、「一部屋のみのB&Bで、オーナー夫婦の対応の良さがものすごく好評」というのを見つけて、随分早くに予約をしたのです。5月末の予約を3月の初め頃にしたんじゃないかしら? (予約キャンセルの条件も、予約をする上での重要確認事項なのよね。一ヶ月前からキャンセル料発生、なんて言われると、仕事では使えない。)

大正解でした。
第二次世界大戦頃を舞台にした映画などで出てくるような古い街中の家屋。
各階に2つづつドアがあって、それぞれに住人がいるアパートメント形式の建物で、その2階の片側がオーナー夫婦、
向かいがB&Bの部屋。
玄関から階段は、他の階の住人とも共有だから、5日間滞在している間に3階に住んでいる女性とも「今日はお天気ですねぇ」なんて挨拶するようになっちゃう状況。
部屋にはキチネットも冷蔵庫もあって、冷蔵庫の中にはハムやチーズ、ミルクにナチュラルヨーグルト、フルーツヨーグルト、バターにマーガリン、等がぎっしり詰まっているし、キチネットの棚には各種のシリアル、ジャム、コーヒーや紅茶、朝のトースト用のスプリンクルするチョコレート(オランダの食べ方ね)、それに各種の食器類。
引き出しにはカトラリーからコルク抜き、スパチュラからお玉まで入っているし、鍋類も各種しっかり。電子レンジも電気ケトルもある。使いたければIHヒーターもある。
言ってみれば、誰かの家をちょっと借りて暮らしているようなものよね。

朝ご飯は、早朝に、パンと卵、それに絞ったオレンジジュースを、踊り場に置いておいてくれるので、後は冷蔵庫の
ハムやチーズを組み合わせて食べたい放題。
パンを余りに多く置いてくれるので「6個もロールがあっても食べきれなくて勿体ない」と言ったら、なんと、「ランチを作って持っていけばいい!」って言われちゃったりして、ビックリ。
はい、この指示に従って、片道2時間半の列車での日帰り出張をした時は、しっかりとリッチなサンドイッチを作って持っていきました。それに夕食も一人の時は、スーパーでサラダとか簡単なデリセットとかを買ってきて、レンジで温めて、朝のパンを添えて食べれば言うこと無し。

ホテルも悪くはないけど、こういう「生活ができる」環境って良いわよね。
B&Bって、朝ご飯は他の宿泊客と一緒に食べるところが普通なんだけど、これって結構気を遣うし、会話もしないといけないし。それに比べると、自分の部屋で部屋着のままで暖かいコーヒーを入れて、テレビニュースを見たり出掛ける用意をしながらテーブルを用意して、ゆっくりと朝ご飯、というのはなかなか良いものですよ。

ということで、大変幸せに暮らしたんですよ、アムステルダム。
B&Bで5泊、というのは、人間関係とかを考えるとちょっと鬱陶しい設定なんだけど、今回は10泊でも大丈夫!という宿でした。

滅多にできない経験、楽しかったわぁ。

一階に降りる階段を、途中の踊り場に立って見下ろしたところ。
DSCF0274tr.jpg

足がまともに乗らない踏み面が続く、見たこともないほど急な梯子段みたいな階段です。
日本だったら、建築基準法違反になるのは確実ですよ、この階段。
毎日「落ちないように!」と念じながら上り下りしてましたよぉ。

言われたとおり

かなりの日差しで晴れていたけど、湿度は低かったみたい。なのに夕方に急に雨が降ってびっくり。

昨日の会議には三者が集まった。
まず全ての仕事を仕切って発注している組織。簡単に言うと、お金を出している「スポンサー」。
次が、その指示の元で調査をして次の戦略を作る役割の組織。正社員と外部専門家による「専門家チーム」。
最後が私。上記スポンサーのアドバイザーとして参加。
通常だと私がこの専門家チームの立場なので、今回は常とは異なる視点で会議に参加。

で、驚いた。

専門家チームが、「スポンサーの言った通り」の活動しか考えていない。
この専門家チームにとっては目新しいテーマだとは思う。
でもスポンサーは専門家ではない。スポンサーも、当然今回の活動の理由と目的は提示しているが、
そこに至るプロセスというか段取りは、「最低線、こんなことはしておいて欲しい」という程度しか示していない。
だからその最低線の活動だけで仕事をしようとすると、目的達成に向けてあちこちで破綻がでる。
破綻が出ないような論理と活動の現実性をバランスよく考えて動かしていくのが専門家。
しかも、そこに仕事の醍醐味があるのに!

というわけで、アドバイザーというかオブザーバーとして黙って座っている間中、驚いていた。
まぁこれを感じてスポンサーが私を雇ったのだということは今回で実感できたし、私としては、この専門家チームの態度を
有り難く思うべきかも知れないけど。

でもね、ある意味もっと驚いたというか新鮮だったのは、「専門家とスポンサーの会議って、こんなもんなのか!」
と言う点だったかもしれない。
上記の動きから当然なのかも知れないけど、何というか、スポンサー側と専門家側の会話が「施主と下請け」みたい
なのよね。
卑屈とは言わないまでも、「言われたとおりに致します!」の雰囲気がありありというか。

良くも悪くも私にはできないわぁ、と思った次第です。
いえ、下請けとして雇われたんだったら頑張ってそうすろと思いますけど....(でもかなり難しそうです。)

改めて世の中のいろいろな動きというか、自分の世界の狭さというかを感じた次第です。


アムステルダムの広場で開かれていた土曜日マーケットにて。
DSCF0191tr.jpg

これが「小さいキッシュ」って、大きいとどうなるのかなぁ。

何を着ればいいのか

すごい風が吹き荒れていたけど、予報ほどは雨にならず、何とか落ち着いて帰宅。

このところ、毎日何を着ればいいか悩む。
一応服はあるんだけど、外に出掛けて周りを見ると、何となくずれている気がするのよ。

若い子はちょっと暑いと半分がショートパンツ。残りのほとんどがミニスカートで、一部柔らかい布のロングスカート。
少し上になると、なぜか大半はズボッとしたチュニックに細いパンツ。少し仕事っぽくなると膝丈のふわっとしたスカートに
ニット。もう少しシッカリすると急にスーツ。
そりゃもちろん、時々は「あら、ステキ!」というワンピースとジャケットとか、単なるコンビネーションでもオシャレな恰好
とかをみかけるけど、私にそんなセンスもないなぁ、と思っちゃったりして。

まぁとにかく、とりあえずの恰好はできるけど、それが今の時代に一応のオシャレと見て貰えるのか、奇妙な恰好と
思われてしまうのか、奇妙でなくても「おや、ちょっと古くさい」と言われそうなのか、の判断ができなくなっているのよね。

気にしなくてもいいんだけど、でもやっぱり一応は「最近のトレンドもわかっているのね」と思って貰っておく方が
何かと楽だわよねぇ~、と思っているのです。

というわけで、このところ何かあると、濃い色のシンプルなワンピースにそこそこのカーディガンかジャケットを合わせる、
というのに逃げている。無理はないけど、「これ!」というオシャレでないのは確か。ムムム。
スーツとかでちょっと気張るのもできるけど、何だかもう鬱陶しいしなぁ。

なんて愚図っているのは、明日から来週にかけて気の張るミーティングがすごい勢いで入っているからもあるのよね。
明日が2件、明後日も2件、月曜は1件、火曜も1件、いずれも初めて会う人がいる上に、それが全て今後の仕事の方向を決める人達ばかり。気が張る~!

昔からコンサル仲間で言い合っている事。
「見かけをシャキッとさせるだけど、契約金額の1~2割は確保できるよね!」
見かけだけじゃないけど、でも見かけが頼りないと契約をしてくれないものねぇ。

以上、グズグズグズ。
あぁめんどくさい!

こういう服を着て出歩いてみるのはどうかしらねぇ。
DSCF0182trres.jpg

いまやちょっと暑苦しそうだけど。

捜し物

暑い日でした。日傘、大活躍。

家で捜し物をした。
小さいノート3冊。似たようなサイズで、普段は使わないのでしまってある。
普段、3冊をまとめておいている。ほぼ一緒に使うので束にしてある。だのにその束が見当たらない。
持って帰ってきているのは確かだけど、バッグに入れたままじゃないか、と仕事のバッグから週末の遊び用バッグまで、全てをポケットの底まで探すが、ない。

おやぁ?

まさかと思いつつ郵便物のファイルや文房具の棚も確認するが、ない。
あちらこちら探している内に、整理していなかった郵便物、仕事の資料、積み上がった本まで片付け始めちゃったりして、
2時間。
やっぱり見当たらないので、結局いつもの置き場所に戻ってみると.....

束ではなく、バラバラな状態にして整理してあった。
最初に見た時は「3冊の束」で探していたので、バラのものは無視していたのよね。
それにしても....誰がバラバラにしたの?

見つかったのでまぁいいんだけど、この意味不明の対応を自分がしたと思うと、怖いわよね。


全く無関係に、教会の尖塔の風見鶏を真似している煙突の鳥。

130617birdsontops.jpg

曇り空で今一つはっきり見えないので、クリックして大きくして見てね。

この鳥、↓ のように時々こちらをじっと見たりしていたんだけど、ふと飛び立った。
DSCF0797tr.jpg

そうしたら、すぐに次の鳥が隣の煙突に、また同じ向きで座り込んだ。
DSCF0800tr.jpg

この鳥も、時々こちらをまっすぐ見てから、また左を向くのよね。
みんな、風見鶏と一緒に写真に撮られるのを楽しみにしているのかしらねぇ。

それにしても、こんなに遠くのものをこんなにちゃんと撮影できるって、レンズってすごいなぁ!と思うんですよ。
レンズの機能を最初に発見した人、望遠鏡を使い始めた人、カメラの機能を思いついた人、みんなすごい。

こういうことにばかり感激しているから、危うげな捜し物をする羽目になるのよねぇ、と少し反省してますが。

なお、この写真は英国のサザンプトンですが、アムステルダムの写真をやっとまとめました。
よろしければこちらでどうぞ。

週末を含めて5日もいたのでかなりの枚数を撮っているけど、結局似たような写真が一杯あるのよね。
選べばいいのに、面倒くさくって。暑さでバテてます~。

ひゃぁ~、という湿度の一日でした。

今朝、「やむと言っているから、夏用の小さい傘を」と取り出したら、取っ手が妙にベタベタしている。
なぜかプラスチックの表面が変質してベタベタ。本体はまだまだきれいなのに、なんてこった!

夕方、出先で打ち合わせを終えて出てきたら、近くで傘メーカーがセールをやっていた。
家には売るほどの傘があるんだけど、何となくどれも中途半端なのよね。
「えーい、何か買っちゃおう!」と覗きに行き、結局日傘と携帯用の折りたたみを買った。

何かとあちこちに出掛けるし、荷物もあるので、傘は「軽い事」と「邪魔にならない事」が選択基準。
長傘は買うんだけど、結局邪魔になるのがイヤで、ほとんど使わない事になる。
今日買ったのも、どちらも折りたたみ。
本当は長傘のような曲がった取っ手が付いているのが欲しかったのよね。
買い物をしているときもバッグに引っかけられて便利なんだけど、一番は、移動の電車の中で座っても、
バッグと書類バッグの上に傘まであると、なかなか書類を出したり本を読んだりしにくいのよね。
取っ手があると、ちょっと荷物に引っかけたりできるのが便利。

でも、セールの売り場で「あ、この取っ手、いいな」と思うと、本体が今一つだったりして。
結局、本体が非常に気に入ったものを二つ購入。取っ手は至って普通の折りたたみ傘タイプ。

帰り道、ふと気づいた。
「取っ手が気に入らないなら、家に売るほどある傘の取っ手のどれかをはずして付ければいいじゃない!」
ところが、家に帰って調べてみると、今の傘の取っ手ってどれも一体化しちゃっているのね。
取っ手がはずれるのは折りたたみ傘ばかり。これで取っ替えても何の意味もないものねぇ。

傘の取っ手だけって売ってたりしないかしらねぇ。
気に入った日傘を買ったんだから、持ち歩きやすいようにしたいんだけどなぁ。

サザンプトンの公園で花盛りだったシャクナゲ(多分)。
DSCF0837res.jpg

左下にオレンジ色のものが見えるけど、これが男の人です。
下の写真は、その付近だけ切り出してみたもの。(クリックで大きくなります)
DSCF0837tr.jpg

つまり人間の背の高さの4,5倍もあるんですよ、このシャクナゲ。
こんな大きさの木があっちにもこっちにもあって、日本の春とは違うのを実感いたしました。

さて折角の新しい日傘、明日は日差しはないかなぁ。

湿気

しとしと雨。梅雨ですねぇ。
昨日から一気に湿度が上がり、家のフローリングがベタベタ。
マンションの最上階、しかも風通しが良いうちでもこれだけベタベタなんて、
地面にくっついている一軒家って大変だろうなぁ、と毎年この季節になると思います。

この低気圧が居座っているような湿気の日って、頭痛がとれないのよねぇ。
今日も今一つ二つ三つ。

来月の初めに、ロンドンで或るイベントがある。
でも、月曜火曜とあるイベントなのに、どんなに日程調整して周りに迷惑をかけたとしても、それでも
水曜の昼には東京にいなければいけない。
つまり無理をして出掛けていっても、一日だけしか出席できなくてとんぼ返りの運命。
以前はマンチェスター&ロンドン三泊五日とかサンフランシスコ二泊四日なんていうのもやったけど、
やりたくないなぁ、今更。

つまり、行きたいけど行きたくない。
ものすごく無理をするし身体もシンドイから行きたくないけど、内容としてはかなり行きたい。
多分行かないけど、2%位、まだ迷ってます。

スマホのアプリで、睡眠の深さを測ってくれる(実際は、枕の横に置いて、動きを加速度センサーで計っているらしいけど)のがあって、「記録を見るのがとっても面白い!」と教えて貰ったので使ってみているんだけど.....

眠りの深さを「覚醒」「浅い」「深い」にわけて線グラフで表示してくれるのだが、記録を見ると、
寝付いた途端に一番深い眠りに入り、目が覚める直前まで全く変化がないまま深いところでじっとしていて、
目が覚める直前に一気に覚醒に至っている。

確かに寝付きはいい。それに、朝になって「寝たときと同じ恰好してる?」と思う事も無くはない。
このアプリ(というかスマホ)が壊れているならば、就眠時と覚醒時のグラフの変化が記録されていること自体が奇妙。
でもネットで見ると、皆の睡眠記録は深いところと浅いところを人それぞれに行ったり来たりしているのに、
私のは見事なまでにU字型。もう4晩試したけど、毎晩、何も変動が無く深い睡眠だけが続き、すっきりとU字型。

どうなっているんでしょうね。私が変なのか、アプリの動作が変なのか。

そうそう、このアプリ、就眠時に遠雷や雨の音などの「スリープサウンド」を流してくれる。
これはなかなかリラックスできて良いのだけど、そもそも私は枕に頭を乗せると一分もしないで寝ていたりする。
なので、このスリープサウンドを聴いていると気持ちは良いんだけど、つい聞いてしまって普段よりも寝入る時間が少し長くなっているような。

別にこれはこれで良い事だと思うけど、なんとなく悔しい思いもするのよね。

アムステルダム。土曜日のオープンマーケットにて。
DSCF0197trres.jpg

たった一人で真剣にバイオリン演奏のパフォーマンスを眺めていた女の子。
真剣さとリュックのお人形の対比が可愛くって。

慣れる

今日は少し楽だったけど、やっぱり暑いですねぇ。
というか身体が暑さについていきたがらなくて、寝苦しい。
風が無いとほとんど寝られなくて、何と今から扇風機。
毎年の事ながら困った事です。

今日神楽坂で見かけた犬。
130609神楽坂の犬

レストランの入口で寝ているので、皆に相手をされているんだけど、本人は「僕、今一つ何ですけど...」という雰囲気でベタッと寝ている。時々突然喜んで飛び上がっているんだけど、またバタッと寝ている。
でもこの何とも言えない哀愁を含んだまなざし、結局みんなが相手をしてみんなが写真を撮っているのよね。

先週の出張で「あぁイギリスだぁ」と思った事、2つ。

帰りのフライトが朝早いので、ヒースロー近くのホテルに泊まった。
空港のHPをざっと見ると「空港近くのホテル滞在の場合はホテルを回るHotel Hoppaというバスがある。片道4ポンド」とある。たった数分で着く距離にあるホテルがほとんどの状況でこの値段の高さも異常だけど、でも、実は通常のバスサービス(空港のバスターミナルからものすごくたくさん出ている)に乗ると、空港近くのある区間内(主なホテルはほとんどこの範囲内)は全て無料で乗れる!
バス停間の距離も都内のバス停ぐらいの感じだから、多少バス停とホテルが離れていても大して歩かずとも着くし。

でもこの情報、確かに空港HPにも書いてはあるんだけど、”Many services within the airport site are free"とあるだけ。「空港のターミナル間の移動はただなのね」ぐらいにしか読めないのよね。
私は友人の旦那さんが交通関係のコンサルタントなお陰で「何番のバスに乗って」まで教えてもらってあった。
それでも停留所を見てもバスターミナルの案内を見てもそれらしき表示は見当たらない。
スーツケースも持ってトラブりたくないから、念のためにOyster Card(ロンドン周辺用のSuica)も手元に用意しておいて、運転手さんにあっさり「要らない」と手を振られるまではかなり恐る恐るだったのよね。

この辺りの不親切さというか素っ気なさというか、見事にイギリスな気がします。

もう一つは、帰国のフライトに乗るとき。
JALのチケットを買っていたんだけど、乗る飛行機はBAの運航便。
で、チェックイン当日のアップグレードを申し込んだ。JALには「できません」と言われていたんだけど、こう言うのは訊ねて損はない!と思っているので。
そうしたら当然のことながらアップグレードできたんだけど、この対応をしてくれた人のコンピュータ操作が凄く大変だった。
「JALチケットのアップグレードはできるんだけど、通常とやり方が違って時間がかかるんだ。申し訳ない」と謝ってくれたのは、私の経験からするとものすごく「英国らしくない」のだけど、そのやり方が....

全て、彼の手帳にやり方が手書きで書いてある。自分で書いたらしくて、所々に書き込みもある。
それを見ながら、一生懸命入力をして、レスポンスを確認しては、また次の手順を処理する。
「マニュアルはないんですか?」と訊ねてみたかったけど、間違ったりしたら困るから、ひたすらポスターに関心があるような顔をして10分以上、カウンターの前でそっぽを向いたりスマホを見たりして時間潰し(笑)。

カウンターの操作を手書きのメモでやる、しかも「他のキャリア(JAL)との確認が大変」という操作を手書きのメモで処理するって、何だかものすご~く私の中での「イギリスらしさ」に合致するのよね。
おかげさまで非常に心地よく帰ってこられたけど、それにしても国による文化の違いって大きいわねぇ。

そうそう、これはいつもの事だけど、イギリスの列車では片道切符と往復切符の値段に実に差がない。時間によっては簡単に逆転したりする。
で、サザンプトンの空港から街まで出る列車(一駅)のチケットを買ったときの事。
この空港駅、自販機が一台半屋外に突っ立っているだけの無人駅なんだけど、ざっと表示を見て「ひぇ~一駅で3ポンド以上する!」と思いながらお金を入れてボタンを押したら、なんと往復分のチケット二枚が出てきてしまった。
「あぁ料金を見間違えた! 駅員もいないからキャンセルもできないし!」と思ったんだけど、表示をよく見なおして、ちょっとホッとした。
間違えたのは確かなんだけど、片道が3.4ポンドで往復が3.8ポンド。差額は60円ぐらい。
間違えた私としては差額が小さくてラッキーだけど、何だかねぇ。

こういった点はオランダの鉄道は全く異なっていて、往復を買っても片道の二倍の額を払うだけ。
アムステルダムの駅案内所で確認した限りでは、現地の住所で登録した交通ICカードを持っているとか、旅行者用の鉄道パスを持っているとかでないかぎり、一回こっきりの購入に対しては当日に買っても事前購入も同じみたいで、往復割引も無い様子。
列車のチケットを買うときにカウンターに相談するかネットでしっかり調べておかないと大損をしかねないイギリス(これ、本当です。日本だと駅に行って自販機で適当に買ってもまぁ大きな間違いはないんだけどねぇ)と比べると、イギリスとはかなり近い国に思えるオランダだけど、やっぱり全く違う国なんですよねぇ。
こういう経験を改めてすると、久しく行っていないEU圏内の他国の列車も乗ってみたくなっちゃいます.....

バスの中

今日も良い天気で日差しは夏。風が爽やかでうれしかったけど。

昼間に丸ノ内線に乗ったら、どこかの駅で車両故障とかで線ストップとのアナウンス。
駅に止まっている時だったものの,動く気配がない。諦めて、地上を走るバスに乗りに行った。
駅を出ながら「バスへの振り替えは?」と訊ねたら、冷たく「ありません」と言われたので自費で乗り換えたのに、
後で隣り駅前を通ったときは、皆が振り替えチケットを持っていて、ちょっと悔しかったけど。

で、私がバスに乗ったのは割と早かったので座れたんだけど、隣り駅から凄い人数が乗り込み始めた。
小学校の機構時間にぶつかったのか、ちょうど真ん中辺りに座っていた私の辺りで1年生がたむろ。
普段乗らないバスに乗って興奮気味なんだけど、「あなた達、もう少し詰めないと後ろの人が乗れないわよ]と言うと、
仕切りたがりの女の子が中心になってシッカリ詰めた。
だのに、その後ろの大人が真ん真ん中にどっしりと立ちふさがって、結局彼らの努力は報われない事に。
この大人(背の高い若者)にも声をかけようかと思っていたら、子供達が「詰めたのに、あの人が動かないねぇ!」と
大声で話をしてくれたお陰で、この若者も移動。結構人数が乗れました。

で、このバスの運転手さんがバスの内外にアナウンスをして一生懸命乗れるように努力してくれるんだけど、その内容が面白い。
このバス路線、大江戸線ができる前は、朝は2.5分おき、昼間でも4,5分おきに走っていた都バスのメイン路線。
だのに今は、一番少ないときは10分間隔ぐらい。
「昔なら、すぐに次が来たんだけど、今はこないからねぇ。なるだけ乗って貰わないとかわいそうだよねぇ」
「地下鉄が走ったからって、この辺は関係ないんだよねぇ」
「後ろのドア(降車用)は安全システムがあるから、ドアを開けるときはどいてねぇ。ほら、開けますよぉ!:
「(表に向かって)おっと、じゃぁ後ろのドアを開けるから、そっちから乗って下さい。(車内に向かって)後ろのドアから乗って貰いますから、少し詰めて下さいねぇ」
「(乗るときに訊ねた人に)え、順天堂病院なら、地下鉄を待たなくても××停留所から歩けばいいんだよ。ほら、あっちの方あっちの方(私の籍からは手が動くのだけが見える)。もうわからなければ、あの辺で降りればみんな順天堂って知ってるよ!(そうかなぁ....)」

このアナウンスというかなんと言うかに、小学生達までが喜んでしまい、混み合ったバスの中が妙に家庭的な雰囲気に。
この運転手が、ドアを開けようとしたのに「後ろのドア、閉めますよ!」と言ったときなどは、子供達がキャァキャァと喜んで、大騒ぎ。

妙に楽しい時間でした。

ところでこの子供達、乗り込んできた時こそ慣れない環境でそわそわと落ち着かずにうるさかったけど、イザとなると「降りるときは声を出すんだよ」とか「余り騒いじゃだめだよね」、(外を見て)「あんなに乗る人がいるんだから、ちゃんと乗れるようにしてあげないとだめだよね」、といったように結構しっかりしている。
こういう集団での行儀の良さというかマナーの良さって、悪くはないよね。「行儀が良すぎてチンマリした人間」になられては困るけど。

とはいえ、私と同じ停留所でまとまって降りたこの子達、正しく「降ります!」って声を上げたんだけど、何しろ小学一年生。すごく甲高い声を揃えてこれを叫ばれて、周囲の大人は余りの声のうるささに一瞬固まっていました。

アムステルダムで見かけた、大人っぽい態度の子供。
130604子供

母親が買い物をしている店の店頭で、足を組んでシリアスな表情。
余りにシリアスな顔が微笑ましくてね。


眠い?

ちょっと日差しが蒸し暑かった一日。
まだ薄ら寒いぐらいだったヒースローから帰国してそのまま一日過ごしてしまった。
金曜の夜中出国、月曜早朝帰国の今回って、最大限に週末を使った形だわね。

金曜日のサザンプトンでは予想以上に内容の濃い討議ができて、機嫌良くそのままSalisburyに移動。
そう、週末の一日をロンドンから来る友達とSalisburyで過ごすことにしていたのです。
私は「宿を移動するのが面倒くさいからそのまま泊まって遊びに行けばいい(列車で30分ぐらいだし)」と思っていたのだけど、とにかく彼女の頭にはサザンプトンに泊まるなんてあり得ない!という理解があるようで、さっさとSalisburyのB&Bを予約してくれたので、またもスーツケースを引きずってガラガラと移動。

Salisburyって、綴りの見た目とは異なって「ソールズベリ」に近く発音するのだけど、どうもこれに自信が持てないのよね。で、自信もないのでモゴモゴっと「ソォルズブリ」って言うと、なぜかこれが何も問題なく通じる。
不思議なものですねぇ。

Salisburyはカテドラルで有名なんだけど、友人にいわせると「カテドラルが街の建物の真ん中ではなく、草地の中に立っているのが珍しい!」らしい。
確かに、周りにclose(なんて訳すのかなぁ、神社でいうと境内みたいな"カテドラルの敷地内"って感じ)という土地があり、ゆったりとした中に司教その他の教会関係者が住む家とか、カレッジとかがあれこれとあるものの、街とは反対側には羊が点々と草を食む草地がすぐそばまで広がっている。
街も、新しい街は少し離れたところにショッピングモールもあるようなのができているらしいけど、地元のパン屋やチャリティーのお店が並ぶような古い町並みがあって、とっても"イングリッシュ"でした。

このSalisburyについて、B&Bまで数分のタクシーに乗ったら、なんとこれが自動車事故を起こした。
こちらが優先で右折をしているところに、左から直進車が突っ込んだのよね。
町の中心街の交差点で、たいしたスピードも出ていなかったんだけど、後部座席の左に乗っていた私には
「あれ、あの車が近づいてくる、あら止まらないわ、あらら、ぶつかっちゃう!!!!」と様子が見えて驚いた。
こちらのタクシー(結構新車)は左前に大きなへこみ、相手はバンパーにへこみ。
相手が車を飛び降りて謝りに来たぐらいだから、一方的に相手のミスなんだけど、まぁタクシーの運転手さんの怒る事ったら。
余りに怒っているので「あと少しだから降りて歩く」とも言い出せず、ちんまりと乗ったままでいました。

とはいえ完全に走れる状態だったので、連絡先を交換して、話は終わった様子。
「一応証人として名前を教えてくれ」というから名前をメモに書いて渡してきたけど、住所もパスポート番号もなし。
まぁタクシー側に非がない点は合意している様子だから、問題ないでしょうけどね。

いずれにしても、Salisburyは見事なまでにお天気が良く、大変気持ちの良い一日でした。
とりあえずの写真をドサッとFlickrに上げました。

一番のお気に入りは、街にもカセドラルにも関係ないこの優雅な(?)雰囲気だったりしますが。
DSCF1016res.jpg

街のパフォーマー(バイオリン弾きの操り人形使い)のつれていた犬。サティのバイオリンが優雅に流れている傍で、こうやって優雅に日傘を差して昼寝。うらやましい~。

この写真で、ちょっと歩いてはイングリッシュガーデンのティールームでおしゃべりをし、またちょっと歩いたと思ったらカセドラルを真っ正面にしたミュージアムカフェでランチをし、というノンビリ感が伝われば幸いです。

一緒にいた友人は、MITで量子物理学で博士号を取っている女性。その後社会学に移行し、イギリス人と結婚してロンドンに住み、今は大学の仕事を辞めて趣味のヴィオラでアマチュアの団体を仕切ってあちこちで演奏会をやったりしている。しかも、数年前には英国国教会に改宗していて、来年からはSalisburyのカレッジで宗教学の修士課程を取る予定ということで、宗教学への知識も高い。

この状況で物事をかなりよく知っている上に論理的に説明をするのが好きという性格まであり、Salisburyのカテドラル周辺の人間関係とか宗教の仕組みや違いの話、マグナカルタとデモクラシーの話、などなど、凄い勢いで話をしてくれる。
多少は本で(主にアガサクリスティーとかのミステリーだったりするけど)言葉を見かけてはいたので何の話をしているかはわかるものの、主教に大主教、教区、司祭、執事、修道僧、などなどのタイトルと一緒に具体的な人の名前や「カンタベリー大主教」のように地名の違いまで出てくるので、途中から頭はグルグル。質問もできなくなった自分がおかしくてニコニコするしか能が無くなって。これもお天気の良い週末ならではの楽しさだから、まぁいいか、です。

土曜朝、彼女が大丈夫と言ってくれたので、朝7時からの礼拝に参加してみた。
失礼がないようにするにはどうしたらいいか、と訊ねたら、「皆がするのを真似をしておけばいいし、できないと思えば何もしないで静かに座っていればいい。英国国教会はそういうところはうるさくない。」というので、その通りに。

生まれて初めて祈祷書というものを手にし、「へぇ,こんな事が書いてあるんだ!」と驚いたりしながら、読むところだけは声を合わせたりしながら30分ほど。
宗教の役割みたいなものを、少し体感する機会だったようです。
ただ、「聖体拝領はしたくないなら黙っていればいい」と言われたので皆が跪いて拝領を受けているのを見ていたら、司祭(女性でした)が私の前で「blessingは受けませんか?」とニッコリと訊ねてきて、仰天。
blessingの位置づけが分からないので丁寧に断ったのだけど、後で聞いたらこれは頭に手を乗せて祝福してくれるだけらしく、聖体拝領(聖体と聖水をいただく)よりはずっと軽微なものらしい。

今まで言葉でしか知らなかったキリスト教の事を少し勉強したけど、やっぱり良くわからないわぁ。
それを言えば、仏教もイスラム教もどれもわからないけどね。


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