おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

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イノベーションプロセスと雑巾プロセス

午後から雲が出て少し冷え込んできた様子。

イノベーション創成を如何に推進するか、科学技術研究を如何に産業に繋げるか、等の
論議をしていると、「基礎研究から機能研究、製品への応用研究、そして製品化へ」との
プロセスを何かと考える。
それぞれの研究の将来性をどうやって見極めるのか、どの段階で知的財産として考慮すべきか、
どの段階で研究者と開発者、さらには社会との接点をどのような形で持つべきか、等々などなど。

といった、仕事で何かとしている話を、ふと最近趣味にしている縫い物に適用してみたら、結構一致した。

<プロセスの第一段階>
材質や柄、サイズなどを考えながら布を選ぶのは、今後にいろいろな可能性を秘めた最初の一歩だから
基礎研究に相当。

<第二段階>
何を縫うか、そのために型紙をどうするか等を考えるのは、その布に何の機能を持たせるのかを検討
する段階ということで、機能研究と共通性あり。

<第三段階>
この検討結果の実践として、布を裁断し、あれこれと縫い方を考えながら縫っていく段階は、
応用研究ですよね。

<第四段階>
で、最後にできたものが着用可能かどうか、さらには「出来上がったけど本当に着るかどうか」は
産業化の段階。
この段階がうまく行かないと、単に雑巾に成り下がるか、存在はするけど価値は生み出さないもので終わる。


ミシンがうちに来て2ヶ月ほど。
第一段階は非常に充実してクロゼットに布の山ができつつあり。
第二段階も同じく充実して、型紙や縫い方の本も随分と目を通してきた。
第三段階については、型紙を使ったスカートやパンツだけでも既に5着(我ながら呆れる)、
四角い布を縫っただけのスカートが2,3着、そして羽織もののブラウスや帽子も作成済み。

基礎研究が機能研究につながるまでに時間がかかるのと同じく、布の山が実際の縫い物に展開するにはかなりの時間がかかることが想定されている。
だって、「織りが素敵」「何となく柄が気に入った」「こんな布も形にしてみたい」などの曖昧な理由で
何となく購入してしまうものが多いのです。

でも、これよりもさらに問題であり、今後の成長に向けて新たな戦略を考えねばならない点は、
第三段階から第四段階に移行する際には、イノベーションプロセスと同じく「死の谷」と呼んでも良さそうな
深い谷があること。

つまりね、縫ったけどサイズが合わないとか、何となく好きじゃなかった、などの理由で
今後着ることなく終わりそうなものが結構あるのですよ。
技術的な問題とかもあるが、「この布と形の組み合わせを選ぶ私のセンスって....」といった点も
結構シリアスだし。あぁセンスの良さを生まれつき持っていたかったなぁ~。

国が「新成長戦略」を発表し、また5年毎に発表する科学技術基本計画では研究開発の重点分野を
列挙しているが、私も縫い物に向けて少し戦略や重点テーマを考えなくっちゃね~、などと一応は
まっとうなことを考えております。
まぁ、全くの素人が訳もわからないまま夢中になっているのだから、そうそう真っ当に戦略的に
進むわけもありませんけど。

ということで、これからもまだ「雑巾の量産」が続きそうです。
雑巾プロセスのためにここのところ少し時間を無理しているから、少しペースを落とさないといけないけどね。


昨日の夕日色と十三夜月。

101219十三や月

「目で見ると大きいのに、カメラで撮ると月が小さく見える」という声を反映して、
かなりのズームで撮ってみた。実際の視野の十分の一ぐらいしか切り取っていないこの写真が
ちょうど目で見たイメージに一致しているかな?
人間の目って、自分が見たいものを無意識に大きく見えるのね。


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