おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロボット

気持ちの良い気温の一日。湿度がないこの季節、洋服を余り選ばなくても良いのもうれしい。

先々週末に届いたThe Economistに、福島の原発事故に使われているロボットについての記事が出ていた。
日本では、「原発は安全だ」という前提に基づいた政策がとられてきたために、多額の国の予算で開発された災害ロボット
があるにもかかわらずに、東電などはこの分野の専門性を蓄積していなかった、というような記事。
今回のことで「アメリカのロボットを使わなければいけないなんて、日本の技術はたいしたことなかったのか」との
論調も出ていたが、ある意味では「技術は問題なかったが、政策に問題があった」との話でもある。

記事はこちら。 ネット上での日付は5月5日。

この話をオフィスで先週金曜日にしていたのだが、今日の朝、目を輝かして?同僚が知らせに来た。
「土曜日の朝日新聞の一面に、でかでかと同じ記事が出ていた!」と。

その朝日新聞の記事はこちら

全く同じ記事とは言えないまでも、根本で言っていることは同じ。
でも、英国で出たよりも一週間以上遅く、日本のメディアが追いかけている。
日本の事なのに。これだけ原発に使えるロボットのことが話題になった後なのに。
で、今更のように一面掲載。

この状況に何とも納得できないのは、普段から新聞記者が嫌いな私の偏見か?

そういえば、震災10日後ぐらいに、米国電気電子学会(IEEEとして有名であり、電気・電子を中核に、
機械、システム、技術全般にも関与したトピックを取り上げている学会)が、
"Can Japan Send In Robots To Fix Troubled Nuclear Reactors?" というタイトルの記事で
なぜロボットに強いはずの日本で原発にロボットが使われていないのか、等の論点について、専門家の説明を
発表していた。
学会の発表だが、災害関連の技術に関心のある一般人が全体状況が把握するのに手頃な情報。

一方、こういった技術の専門性を淡々と説明する活動を、4月になっても日本の学会や大学はおこなっていない。
せいぜい、こんな感じの声明文ぐらい。
5月に入って、やっと「震災復興に向けて ロボット技術のいま」 とか「東日本大震災へのロボット研究者の取組み」と
言ったフォーラムが開催されている程度。

日本の学術界にはもっと社会に向いた専門情報の発信を、そして、メディアにはもっと真摯な姿勢での情報発信を
期待します。

5月の葉陰。
110516葉陰

さて、明日はデスクワーク、明後日は日帰り出張。
人に期待をする分だけ、自分もがんばらなくっちゃね。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://wakaouna.blog92.fc2.com/tb.php/1283-914c24f0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。