おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

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現場施工

久しぶりのすごい雨の朝。午後に晴れたと思ったのに、夕方にまた雨。
でも気温は随分高くなったかな。

先週に仕上げたリバーシブルケープが結構気に入ったので、もう一枚買ってあったよく似た生地の端切れ
を使って(微妙に光沢が違うんだけど)、アウターになる大きい羽織りものをつくろうと思い立った。

前回のリバーシブルと同じ型紙の最大サイズ(日本サイズでいうとXLぐらい?)を使い、
前の打ち合わせを両側から7.5センチ持ち出し、背巾も10センチ近く増やし、且つ衿をつけよう!、
というのが当初の予定。
布地が暖かいし、初冬や春先にストール代わりに軽く羽織るような一重のケープでいいかな、と。

で、前回が4,5時間でできたし、裏地なしだから(縫い代始末は必要になるけど)、
まぁ今回も日曜の夜だけで完成だろうなぁ、と思って始めたんだけど....

生地を裁ってみたら、見返しをとれそうな布が余っている。
折角衿をつけるなら、寒さよけに見返しをつけちゃうのも悪くないよねぇ、と思い始めてしまい、
結局、この方針に変更。
サッサと適当に見返しを裁ってさっさと本体に縫い付けた。

でもこの段階で羽織ってみたら、前回のものより大きい上に見返しの重量も付け加わったためか、
首から手首までが直線なのが気になる。
つまり、肩線に沿わないために布が首の周りでゴソゴソする。
これは首回りにダーツを一本入れれば何とかなりそうだけど、どの程度のダーツをどこにいれるべきかが
わからない。

ならば、別の布で試し縫いをしてみよう!と、布の山から適当なものを引っ張り出して、ジャカジャカ。
これを鏡の前で着てみて、2回ほどダーツをつけ直してみた上で最終決定。
よし!と、本体にダーツを付け加える。

これでほぼ肩線に落ち着いたんだけど、後ろ見頃の衿線がどうも「襟をつける形」になっていないと
気づいてしまった。(なんて言っても衿をつけるのは今回初めてなので、何となくの理解なんだけど)
もうこうなったら適当だわ!と、ダーツまでつけた見頃を裁ち台の上に広げ、カッターで適当に調整。

で、この衿線の長さをメジャーで測って、適当に衿の生地を裁って、これまた勢いよく縫い合わせ。

この段階で、身頃も形になっているし衿も付いた状態になっている。
「後は縫い代始末を平日の夜に適当にやれば、週の後半には着てでかけられるよねぇ」と
ここで日曜の作業を終了。


あぁ、だのに、この後またまた迷走を続けてしまった。

月曜、折角縫った試し縫いを見て、「この布を前回のリバーシブルと同じように裏地にしたら、
衿も見返しもついて温かいこのケープが本格的に”冬のケープ”になるよねぇ」とまたも思い立つ。

ところが、通常は見返しと裏地を先に縫い合わせておいてからこれと表地と縫い合わせるのに、
今回はすでに表地と見返しと衿までが縫い付けてある。
いろいろあって、これをほどいて縫い直すのは避けたい。、
というわけで、ミシンではなく手でまつり付けることで適宜誤魔化しつつ作業を進める。
でも手で縫うのは極端に遅いので、衿線だけで2日間(毎日一時間しか作業しないので)経過。

しかも、衿と裏がついたイメージができてくるにつれて、「腕も少し長くすれば、本当に寒い時でも
簡単なハーフコートみたいな感じで羽織れるよねぇ」」と、またも欲が出た。

で、ほとんど捨てかけていた残り生地からとれる最大限の長さで袖をつけることに決定!

......

ということで、現場施工とトライアンドエラーを繰り返し続けたこのケープ、なんと昨日金曜の夜まで使って
やっとできあがった。

こちらが完成版。既に着て歩き回った上に、買い物を担いでシワシワになっていて残念だけど、
一応、本人が着ている写真ね。

111203cape
(本当はもう少し衿が立っているんだけど、何となくこれではそれが見えないかなぁ...)


それにしても、この現場施工の連続で完成した縫い物、こうなってくるともう本当に「工作」。
学生時代には課題で設計する建築物の模型を随分いろいろと作ったけど、同じような感じよね。

模型を作っていて「あ、ここから作り始めちゃうと、三次元的に他の部分が作れない!」となって、
結局、当初考えていた段取りを大きく変更しながら作る羽目になったりする事も結構あったけど、
今回、裏を手で縫い付けたりミシンの裾まつり縫いで無理矢理くっつけたり、という羽目に陥ったのも同じ。

まぁいずれにしても「計画性がない」というのが根源にあるわけで、その意味では学生時代から
成長していないということが明らかなんだけど。

で、このケープ、素人が勝手に型紙をいじって作っただけに、やっぱり何となく垢抜けないのよね。
当たり前だけど。
いろいろと工夫して考えるのが面白くて、前回のリバーシブルケープもこれも、本来のデザインからは
ずいぶんかけ離れたものになってしまっているけど、私のレベルでそれをやるのは、やっぱりちょっと
おこがましいのよねぇ。


ところで、前の打ち合わせをどうやって留めるか、を決められずにいる。
今日は大きな安全ピンみたいなもので留めただけ。
ボタンをつけようかと思っていたんだけど、どうも今一つ決心がつかない。
雰囲気としては今のピンで悪くないんだけど、これ、留める時が難しくてね。


以上、またも工作縫い物のご紹介でした。

コメント

工作性オートクチュール

工作でこれだけの形を作り上げるその器用さは、感服!  止めですが、左胸に大きめのブローチ風のものをつけ、右見頃の縁に太い毛糸でループを一つつけて、そのループをブローチに引っ掛けて止めるのはいかがでしょうか。そうすればブローチを取り換えると、雰囲気が変わりますよね。

  • 2011/12/07(水) 23:03:21 |
  • URL |
  • hayohayo #-
  • [ 編集]

●hayohayoさん、

オートクチュール、って.....まぁ意味から言うとそうといえなくもないですが....注文時に最終形が決まっていない注文服、っていうのもすごいかも....

ブローチを使う案、いいですね。考えてみます!
でも、ここまで寒くなってくると、袖も丈も短いこのケープはちょっと出番がなくなりつつあって。こういうものはもっと早い季節に作らないとダメなんですねぇ。

  • 2011/12/14(水) 08:25:12 |
  • URL |
  • 若おうな #1Fzg8o1M
  • [ 編集]

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