おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

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大寒

寒い寒い寒い一日。
さすが大寒。それにしても最高気温が3度とか4度って、やっぱり寒いわねぇ~。

朝、御茶ノ水駅前の交差点を通りがかったら、やけに警察がいるし、信号では手動操作のスタンバイ。
あぁ皇族の誰かかなぁ、と思っている目の前を数台の車列が通っていった。
2台目ぐらいの車の後部座席から会釈をしていらしたのが美智子妃。

あぁ美智子様だ、と思って車列を見送り、そのまま歩き出した途端に突然涙が出てきた。
とにかくびっくりして歩きながら押さえたけど、ふと車の窓越しの美智子様の顔を思い出したら、
また泣きたくなった。

なんなのだろう。
でも、忙しいし身体も大変だろうに、いたって普通の交差点を曲がるだけなのに、回りに立っている人に
笑顔と会釈を送っている美智子様を考えたら、ただただまっすぐなものを感じた気がする。
まっすぐ、そしてまっすぐ。

こんな事を感じてしまったら、自分も省庁への文句をぶつぶつ言ったりしているのではなくて、
まっすぐに本当に役に立つ形で社会の事を考えておかなくては恥ずかしい。


午後、秋葉原から十条方面に行こうとした際に、当初考えていた池袋経由ではやや遠回りだと
ふと気がついた。
滅多に乗らない京浜東北線に乗るのも面白いし、と王子に出て、そこからバスで行くことにした。

改札を入ろうとした時に、ふと「あれ、今朝、火事か何かで京浜東北線が止まっていた?」と思い出して、
駅員さんに尋ねたら、「あぁ、一応普通に走ってますよ」というので、それ以上考えずに王子駅へ。

王子で下車して歩いていたら、周りの人がやけに同じ方向を見ている。
何?と皆の見ている方に振り返ってみたら.....

線路の向こうにこんな風景が広がっていた。
120121王子

背景の緑は、飛鳥山。
線路の向こうに黒い枠組みが並んでいるが、これが焼け落ちた建物の残骸。
写真の真ん中ではオレンジ色の服を着た消防署員が何人か調査をしている様子。

この焼け落ちた一帯は、古い木造家屋が並んだ飲み屋街のような不思議な雰囲気だったところ。
(例えば、Google mapでこんな写真が見る事ができる。このリンク先の写真では、右手が飛鳥山で左手の家並みの裏がJR線路。)
JRの配電線も焼けたということで、駅の内部でも数多くのエンジニアさん達が動き回っており、
何よりも駅の周辺のあちらこちらに消防車が数台ずつ並んでいた。

これだけの被害の写真を撮るのは躊躇われたのだけど、入院している母に見せれば「あそこがねぇ」と気分が広がってくれるかしら、と思って撮ってしまった。

この寒空、焼け出された方には心から同情する。亡くなった方もいたらしいし。
でもその一方、こういう話にも「朝のラジオのニュースで王子で火事って言っていたけど、線路横のあそこが焼けたのね」と反応するように、おしゃべりができるまでに回復してきている母を見て、ホッとしたのも事実。
体力はまだまだだし、ベッドから車いすに移る事すらまだ自分ではできない状況だけど、
基本的考え方は元々しっかりしているし、あとはリハビリを頑張らなくてはね。


この病院から自宅に帰るのに、電車に乗るとターミナル駅を必ず通る事になる。
最近はこの人混みがたまらなくイヤに思えて、バスで帰る事が多い。
病院から5分ほどのバス停からバスに乗り、15分ぐらいの停留所で降りて、30分弱を歩く。
出張帰りなどで荷物がある時はこの最後の歩きをタクシーにしてしまうのだけど、
今日は荷物もそんなにないし、寒くて氷雨が降っているけど、まぁ大丈夫!と歩き出したのだけど.....

計算外だったのは、今日は何かと歩き回っていたもので、ダウン風のハーフコートが既に湿気っていた事。
なので、フカフカ感が半減していて、なんとはなしの薄ら寒さが忍び込む。
しかも歩き出した頃から氷雨が強くなり、風も吹く。
帽子が薄いニットのものだった事もあり、頭から上半身がスースーし始めた。
まずい、やっと治った風邪なのに、これで歩いたらまた風邪っぴきだ!!!
しかもこのルート、ひたすら住宅地を抜けるので、暖を取ろうにもカフェもコンビニもない。

ということで、まず雨の当たらない木陰を見つけた上で、
肩に引っかけて担いでいたバッグの一つをリュックのように背負い直した。
これで背中はとりあえず温かい。
次に、たまたま持っていた夏用のニット生地を、首回りにグルグルと巻く。
この生地、何故か買ってからオフィスのロッカーに置きっ放しにしていたもので(置いている間に季節が終わって...)、「今日こそ持って帰ろう!」と荷物に入れてきたもの。
柔らかいTシャツ地のような布が長さ2m半ぐらいもあったので、肩回りから顔の下半分までを
ふーわりと覆ってくれて、救われました!

何だか遭難しかけたような大げさな話になっているけど、そのぐらい寒かったのですよ。

工事現場の誘導などをしている警備員さんなどに、心の底から「ご苦労様です」と言えた一日でした。








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