おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

論理的説明力とでも言いましょうか

以下、金曜朝、新幹線で帰京の途中に、車内のつれづれに書いたもの。
うっかり最後の投稿を忘れてました。



寒いけど東京よりも暖かい気がする朝。

新幹線の改札近くに置かれたホワイトボードの掲示。
120127駅

この「降積雪」の表現が気に入ってしまった。

ここで、単に「降雪のため」と言っても、「積雪のため」と言っても、あるいは「雪のため」であっても、
多分通常の乗客にとっては同じ事しか意味しないと思う。
「遅れている。それは、JRが悪いとか事故とかではなくて、天候の雪のため」との理解をすれば、
それ以上の理解は不要だし。

でも、論理的に確実な表現を、と思った場合には,確かに「空から降ってきている雪のため(例えば視界が
悪くなっている)」だけでなく、「既に降り終わってつもっている雪のため(線路の安全性が低下している)」
との両方の表現により、実状を確実に伝えている(のだと思う)。

出張の目的だった昨日の夜のディスカッションのテーマは、
「自分が論理的に考え対応した事を、論理的に充分納得できることを示しながら相手に伝えるにはどうしたら良いか」というもの。
論理的に充分納得できるものとして説明できるかどうか、については、(まぁいろいろあるけど)
基本としては「もれなく、だぶりなく」が成り立っている事が重要。

この掲示を書いた人は,とりあえずはこの点をしっかりとクリアしてる。
まず、「雪の影響」というものは、降雪による,積雪による、及び融雪によるものがあると言える。
つまり、
 雪の影響 = 降雪 + 積雪 + 融雪
という感じの集合関係が成り立っている。
そして、この3つの要素の間にダブりはないから、「今回の遅れは、降雪と積雪によるものです」との表現に、
(融雪という暗喩要素も含めて)もれなくダブりなくが成り立っている事が感じられて、
論理的に説明されている安心感が得られる、という事になる。

これを、「降雪と粉雪のために遅れます」と言われたら、オイオイ何を言っているの!と心配になって、
この情報自体を疑いたくなる訳よね。

昨晩の討議でもかなり苦労したのだけど、この「論理的に考えて、それを論理的に納得できるものとして示す」に苦労する人って、結構多い。

昨日、「博士課程を持つ大学が国内にいくつあるか」という話題が有ったのだけど、
これを説明しようとした若いメンバーが、
 「大学院のある国内の国公私立大学」、
 「博士課程のある国立大学」、
 「博士論文を有料で公開している大学」、それに
 「博士論文をネットで公開している大学」、
の数字を必死に調べてきて、これを並べて説明した。

当然のことながら、
 「大学院と博士課程のある大学との違いはなに?」
 「国内で、博士課程のある大学の全体数はいくつ?」
 「博士論文を有料で公開している大学以外の全ての大学が,無料で公開しているのか?」
 「それとも、博士論文を全く公開していない大学もある?」
 「ネットで公開している大学と、有料で公開している大学とは、どういう関係?」
などの質問が殺到。
説明しようとした本人は、混乱の極みに陥ってしまって終了。

どこがダブっていて,何がもれているのか、まず自分で解明しようと思おうよぉ~!!!、と
こちらも頭がくらくらしながら思ったんだけど。


そういえば、年末からいろいろと検査をしていた病院(担当医は、平成19年卒の総合診療科医師)での話。

ホルター心電計や胸部CT、頭部MRIまで検査しての結果説明の際に、
「心電図では、多少の期外収縮が出ています」と言われた。

で、それ以上の説明を待っていたら、それで話が終わりそうになった。
??と思って、「その期外収縮というのは、何ででるものなんでしょうか?」と訊ねたら、
「この期外収縮が起こるから、変な時に動悸がでるのです。」との返事。

そのくらいのことはわかっているけど、期外収縮という事象が何が原因で起こるのかを知りたい訳ですよ、
患者としては。だって、次に何をしたら良いか,考えなきゃいけないから。

でも、この先生が論理的会話(というか論理的思考)が苦手なのは経験でわかってきていたので、
「えーっと、その期外収縮というのは何かが原因ででてくる症状なのかと思っていたのですが...」と
説明付きで質問し直したら、
「いいえ、期外収縮という原因で、動悸などの症状がでるのです!」
ときっぱり答えられてしまった。

まぁそういう言い方もできるけど、それでは話が自己完結してしまい、次のアクションが五里霧中のまま。
もう一回だけ、と、
「そうするとその期外収縮というのはどういう時に起きるのですか?」と訊ね返したんだけど、
「それはいろいろな状況が考えられるものです!」とこれまたきっぱり言い切って、それ以上の展開無し。

私は、必ず原因を特定すべき、と言っているわけではない。特定できない事がいろいろあるのもわかる。
でも、これだけ負担のかかる検査をしておいて、じゃぁこのあとどうしたらいいんのか、という示唆は
なにもない!?!

この医者の好きな表現。
「扱っているのは人間の身体だから、わからないことは多いんです。」

それはわかってるけどねぇ.....

結局、この先生から期外収縮を起こしている原因と思われる可能性を聞き出すのに、この後また
一手間かかった。とっても真っ当な内容だったし、「なぜ最初からこれを言わないの?」というものだった。
さらに、診察の最後に「今後の対応」を相談したら、これに基づいたものだった。

つまり、この先生の場合は、原因と結果の連鎖に関する論理を説明をする能力が頼りない、ということなのかもしれない。
いずれにしても、この先生に緊急時には出会いたくない!と思ってしまうのだけど。

ついでにもう一つ。昨日のNTTドコモの障害。
私が通信できない事に気がついたのが10時過ぎ。
でかけるついでにNTTドコモのお店によって障害状況を確認したのが11時前。
このときは、「朝の山手線事故で通信が集中したためと思います」との説明だった。
で、「あぁ、あの山手線事故の後から障害が出たんですね」となにげに受けたら、
お店の説明員の人の顔が,一瞬かげった。

後で聞いたら、実は障害は取り替えた交換機が原因で、山手線事故の前から発生していたとの事。
あの説明員さん、そのことに気づいていたのかも、ですね。

さて、多摩川を渡りました。今日も頑張りましょう。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://wakaouna.blog92.fc2.com/tb.php/1397-d241a98b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。