おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

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暖かい土地

コートなしでも歩けるぐらいの暖かさ。桜の仲間が咲きかけているところもあるぐらい。

震災一年の日に、日本を出てきた。
といって、思うところがあってとかではなく、単なる出張。

いろいろあって極端な寝不足で出てきたのだけど、今回は機内でも5時間、ホテルでも6時間も寝て、一気に二日分ぐらいの睡眠を取り戻した感じ。
睡眠が極端に足りなかった結果。
 ●スカイライナーの中で朝ご飯のパンとコーヒーを食べていたら、ちぎったパンを手にしたまま睡眠。
 ●機内で、PCを膝に載せて仕事をしている体制のままで、2時間睡眠。
眠れるのは良いことだけど、かなり「あぶない人」状態だったかも。

それよりも、ロンドンに着いた途端から鼻がグシュグシュするのが気にくわない。
花粉症がない私なのに、「出張で花粉症を拾ってきた!」なんてなりたくないわよねぇ。


ホテルの窓からの風景。

120312victoria

ロンドンです。
こちらのニュースも、必ず日本の震災一年を取り上げている。
「飛行機の中でも、ちゃんと時計を見て黙祷をしたよ」と言っている若者もいた。
震災・原発事故後の技術者や科学者の対応が話題になったこともあり、関係している業界でも、こういった人材の育成に関する話題が(既に一年前にもそれなりに討議されていたのだけど)かなり前面になって且つ明示的に取り上げられてきている。
あっという間の一年でもあり、まだまだこれからの一年でもあり。

昨日(10日)の日経夕刊で、池内了さんという宇宙物理学者が「研究者の野蛮性」という言葉を使って、社会的責任を考えない研究者の事を語っていた。一つのことを深く知っているだけなのに何でも知っているえらい人間だと自分を思い込む、その一つのことと社会との関係を考えない、といった話だったはず。

震災後も「原子力」という言葉が関係すると何の話題でもえらそうに話をしていた科学者とか(この人物、その前は「環境」という言葉に関してなんでも専門家として話をしていたし)、実際の例を考えるとこういう人って多いのよね。

確かに、メディアの側が「専門家として何か話をして欲しい」と見境もなく依頼してくる事もままあるだろうから、本人だけを責めるのは酷かもしれない。
私も「女性としての視点で是非」といって自治体の会議に呼ばれたことが何回かある。
でも、私は女性学の専門家でもないし、女性としての平均値に近い生活をしているとも思わないのに、「地域開発に対する女性としての意見!」なんて求められてもねぇ。

こんないい加減な視点設定でのコメントなんてできないよねぇ~、と思って私は断ってきているが、ここで適当に乗せられたまま出て行って、一個人の意見を「女性の意見」との位置づけで発信してしまうことだって出来るのよね。
深く考えずにそんなことをしている内に、地元のテレビ局辺りを発信源にして「女性としての発言が出来る人」みたいな評判がついてたりして、それがまた次の話になり.....

で気づいたら抜き差しならなくなっている、とか。

でもねぇ、やっぱりこういうのも「自分の知識は、どこの部分で専門的価値を持っているのか」を適切に踏まえて、且つそれを伝えながら人に話をしないとね。


なんてあれやこれや思っています。

時差で早朝2時に目が覚めて、寝直そうと思いつつ仕事をしていたら、もうすぐ6時。
今回は訪問先でも震災の話をいろいろ尋ねられるだろうし、間違った事を伝えないように心しておかないと、仕事以外のところで足を滑らせそうです。


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