おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

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自分でけなす、自分でほめる

朝は妙に暖かくて、夜は見事に冷えた金曜日。

昨日の会議でのこと。
国の組織、その組織からの予算を得てプロジェクトを実施した機関、そしてそこから依頼を受けた
専門家とが集まり、3年間に亘ったプロジェクト活動のレビューし、来年から予定されている次の
3年プロジェクトの指針をハッキリさせるための会議。
私は最後のグループなので、専門的コメントをしておけば良い立場。

会議も最後に近づき、「全体に向けたコメントが何かあれば」と司会者が言った時のこと。
プロジェクト実施機関のメンバーの一人だけど、主たる活動には関与してきていない一人が、口を開いた。

「うちの機関が行なって来たこのプロジェクトだが、うちでなければできない、というものではない。
 そもそも、3年前に始めた時から、なぜうちがやるべきプロジェクトなのかが、ハッキリしていなかった。
 今後これを続けるのに意味があるのだろうか。」

この人、3年前に始めた時からずっと傍流だった人。国の機関からの出向な事もあって、そのポジションに必要な
経験が十分でなく、主たる活動に関われないのもそのため(と思われる)。
何かの折に話をしても、ことこのプロジェクトに関する基礎知識も理解もほとんどしていないような様子。

つまり、そんな人が、パトロンと言える国の組織もいるところで自分の組織の3年間に亘る活動全体を頭から
けなす発言をしたわけです。
会議で一時間以上も真面目に過去3年間をレビューしていた昨日の会議参加者全員を、「バカだ、お前ら」
と言ったとも言えるタイミングだし。

多分、組織内での人間関係とか鬱憤とか色々あるんだと思うけど、それにしてもねぇ。
「シニカルな発言をしてみせることでしか存在を主張できない」という淋しいタイプの人なのね、きっと。
私の好みとは正反対です、ハイ。


今朝の打ち合わせ。
ある大学の先生と私が共同でまとめたコンセプトを、ある組織の人に資料を使って紹介していたのだけど、
紹介しているうちに、自分が思っていた以上にこのコンセプトが「良くまとまっている」と思えてきた。

紹介していた相手が非常に良く理解してくれた上に「良くわかった上での次ステップへのコメント」を
してくれるので、やりとりをしている内により明解な位置づけや価値が実感できた、というラッキーな状況。

だから打ち合わせがとてもハッピーだったのだけど、とはいえそんな顔をしている訳にもいかないしなぁ、
と、私は一応ニュートラルな笑顔で話をしていたのだけど.....

大学の先生の方が突然、顔中の笑顔をしながら言った。
「いやぁ、まとめた一人の僕が言うのもおかしいですが、このコンセプト、良くまとまっていますよねぇ。
 何だか今日の話でものすごく納得したし、自分で感激しちゃいました!」

なんて素直な発言!
完全な自分ボメだけど、イヤミも傲慢さもなくて、顔からこぼれそうな満面の笑み。

当然のことながら、この後のディスカッションは前向きなだけでなく「やるぞ!」という思いを
皆が投げ合っている、とっても良いものとなった。

帰り道に「シニカルな否定よりも素直な肯定!」と唱えていた私です。


脈絡無しに、ふと思い出した写真。香港のマーケット裏に積んであった、多分野菜運搬のバスケット。
Basket130125.jpg

あぁ香港の活気をまた感じたくなっちゃったけど、しばらくは無理だなぁ.....

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