おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

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文化と歴史

今日も良く晴れて蒸し蒸しして、光化学スモッグが出ていそうな空気の悪さでした。
空気が悪いのか、湿度と陽差しが悪いのか。でもマスクをして歩いている人が多いのも納得する状況でした。

朝は地元の市政府を訪ねて地域開発の話をあれこれと聞かせて貰い、お昼はホテルに帰りながら街歩き(少しでも機会があると街歩きをしてしまう自分が怖い....)、ホテルに戻って少し仕事や段取り、夕方になって慌てて台湾歴史博物館へ。

街歩きをしていて、こんな面白いところを発見。
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くずれかけた建物に屋根が掛けてある。そういえばこの建物の写真、どこかで見た気がするけど、こんなところにあったのね...と覗いてみると...

IMGP5420res.jpg

うぅむ、市場があったようだけど、どのお店も完全に閉まっているし、それもかなり昔にしまったまま放置されているようなお店が大半。
入っていきたいようなやめたいような...

おそるおそる入ってみたら、建物の横手にも各お店毎の開口部があった(ドアもない開口部になっているところも多かった)ので、「少しでも地震がきたり、きしんだりしたらすぐに屋外に逃げるからね!」と自分に言い聞かせながら更に奥に...

奥から入口を振り向くとこんな感じ。
IMGP5425res.jpg

後で調べてみたら、1905年の日本統治時代に「新しい形の市場」として作られ、当時は台湾最大の市場だったとか。当初は職人のマーケット、その後は布地や小物の市場へと、変遷したとか。

この最初の写真に写っている赤い看板、書いてある字を調べたら、「このゴミ捨て場は、料金を払っている人だけ使える。払わずにす買った人は写真を貼り出される」といった事が書いてあるみたいでびっくりしたんだけど...この建物内の事ではなくて、写真の手前の方の場所の事みたいですね。あぁびっくりした。

で、このマーケットを奥まで入って、狭い通路を抜けると....

Voila!


IMGP5432res.jpg

ちょっと暗いところを越えたら、布地屋さんが次々と出てきて....

IMGP5443res.jpg

あっというまにたくさんの布地屋さんが....

IMGP5450res.jpg

建物の間を屋根がつないでいる??みたいな面白い作りの、狭いアーケード街みたいになっていて...

IMGP5453res.jpg

その屋根にはこんな丸窓が開いていたりして、なかなか雰囲気があったのです。

あぁ面白かったぁ。建物がどういう風に造られているのかはわからなかったけど、アーケードに向いた二階の窓には殆ど全て模様を付けた鉄格子がはまっていて、天窓との関係で明るかったり暗かったり。これがまた雰囲気だったのです。
IMGP5448res.jpg

夕方の博物館、電車のタイムテーブルを勘違いしていて、40分も駅で待たされてしまったおかげで、現地で45分しか時間がなかった。
平日だった事もあるのか来場者がほとんどいない中、チケット窓口でも入口でもエレベーター乗り場でも、次々と立っている係員が口を揃えて「5時に閉館だから!」と言うので、思わず笑ってしまった。「大丈夫、OK、わかってます、oh I know!」って、何語が通じるか分からないからあれもこれも口にしながら駆け込んだんですよね。

特別展には誰もいなくて、係員の女性が付き添ってあれやこれやと簡単な説明をしてくれる。英語で説明してくれるので英語で話していたんだけど、気づいてみたら日本もちゃんと発音している。「あら、日本語も話されるんですね?」と行ったら「はい!」って嬉しそうに。
常設展はかなり説明が一生懸命書いてあったんだけど、もう途中で「あと20分です(と言っているらしい)」アナウンスがはいるし、あと10分の段階で、まだ1945年。
だめだわ、ここでギブアップ!という顔をしたら、そばで私が2終わるのを待っていた片付け係らしい女性が、中国語で「レセプションカウンターにいけばカタログを貰える」と一生懸命教えてくれた(と思われる)。
で、レセプションまで行ったんだけど、結局「カタログはもうありませんでした」と言われ、今度はミュージアムショップに走っていって、やっと博物館の来歴と説明を書いた本を入手。結構良い値段だったけど、台湾の歴史や文化背景をものすごくよく説明してあって(しかも日本語版が、きれいな日本語で書かれていて読みやすい!)勉強できそう。

さて、やっと博物館を出たんだけど、この博物館、結構辺鄙な場所にあるのよね。
で、もう一度チケット売り場の人に「市の中心まで戻るバスかなんかある? 無ければ、タクシーはどうやって呼べる?」と訊ねたんだけど、みんなすごく一生懸命、且つ言葉はつたなくても、ものすごく要領のよい対応をしてくれるのよね。
ありがたい~!と思っていたら、さらに特別展にいた日英両方を使える女性まで心配してきてくれて、台南駅までのバスを教えてくれて。
しかも広い園地を歩いた先にバス停があるのに、私がバス停で立っていたら、この彼女がわざわざ追いかけてきて「つい今一台バスが通り過ぎましたが、あれは違う番号のバスでしたよね? 大丈夫ですよね?」って心配してくれて。
有り難く、5分ほど日本語でおしゃべり。まだ大学を卒業して2,3年という年頃の女性だったけど、頭の回転も速くて面白かった。
しかも鳥取県に旅館業務のインターンシップに行っていた、というこの彼女、「文化と産業を結びつける仕事が面白い!」と楽しそうだったのが、見ていて気持ちよかった。

というわけで、今日は地元の路線バス(40分)にまで乗ってしまいました。
今回は、地元の公共交通を使いまくる出張だったみたいね。

さて明日は、台湾の高速鉄道と飛行機を乗りついで帰国します。

たって三日だったけど、仕事だけでなく、随分といろいろな台湾(台南)の側面を見た気がする。
街歩きも、まぁ趣味でもあるんだけど、仕事でも「地元の文脈理解」という意味ですごく役に立っているし。
さて、今回の成果を次の仕事に活かさなくっちゃね!

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