おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

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チュニジア

思ったより涼しい土曜日。

昨日の夜、深夜に鹿児島から羽田経由で帰宅し、ほっとしているところに友人からのメール。
「またまたチュニジアが大変な事に!」

驚いてニュースを調べてみると、今度はスースのホテルで観光客に向けた銃撃があったとのこと。

チュニジアは、アラブ諸国の反政府運動(主に民主化の動き;いわゆるアラブの春)の最初のきっかけになった国であり、またその結果として、順当な民主化が進んできた唯一の国でもある。
去年には、議会選挙、大統領選挙、と行われ、いよいよ民主国家として安定した動きをしてきたところ。

教育レベルの高さ(アフリカ一と言われている)がありながら若者の就職先が無く、大学を卒業しても就職先がまるでない、という社会構造の問題もあり、そんな子をと背景にして現在ISISへの最大の人材供給源になっているのも事実のようだが、「民主化国家として前に進む」という意識は広く共有されており、そういう意味でも安定していると言える国家と感じられる。

春のバルドー美術館の襲撃、そして今回のホテルビーチの襲撃。
イスラム世界の再統一を目指しているとも言われるこの集団としては、こういった形で国際的注目をチュニジアに浴びさせることで、このチュニジアという「安定して民主化に進んでいるイスラム国家」を経済的な苦境に無理矢理追いやり、自らの活動により巻き込みやすくしようとしているように思われる。

宗教、理念、権力、などなど、日本にいると生活に直接関わってくることが少ない概念だけど、他国に関わると、一体どのように理解すれば良いか、を突きつけられる。
正直わからない。人間の残酷さは、日本の歴史の中でも当然多々あるが、なぜ今でもこういった事を継続していくのか。

こういう時、もっと社会を理解する学問を深く身につけておくべきだった、と後悔する気持ちが出てくる一方で、多くの論理基盤を少しの社会理解で成り立たせていく工学という分野を背景にしておいて良かった、とも思ったりする。

いずれにしても、テロがはびこり、テロの恐怖に身をすくませる世界にはなって欲しくない。
そのために何をどのように考えれば良いのか。

今回のチュニジア、クウェート、そしてフランス(これはテロかどうかは?だが)の同時発生を受けて,何か世界の構造が変わっていきそうな気がする。
むやみやたらな無差別殺人がこれ以上起こらないような方向に動いてくれますように。

首都チュニスの朝。
DSCF7699_R.jpg

なんということもないこういう朝が愛しいのです。

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