おうなも歩けば

都の西北(にしきた)に暮らす若おうなの毎日から、 日々の新しい発見や気付いたことを、 写真と共に思い立ったときに書いています。

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またも地下鉄と

一応晴れの朝。暖かいが、昼から不気味に暗くなり、夕方には雨になる。

朝、新聞に読みふけっていたら副都心線で新宿三丁目まで行ってしまった。
本来は、池袋で丸ノ内線に乗り換えるはず。
仕方なく、丸ノ内線で四谷に出て、南北線で後楽園に出る、というルートを取って
30分遅刻で出社。あぁ疲れた。

あぁ冬だなぁ、と思わせる植え込みの枝。背景は武蔵野の雑木林。
081222冬の植え込み


非正規社員の解雇問題が何かとマスコミに取り上げられている。
確かに、突然仕事が無くなり、住まいまで無くなるのでは、生きていくことすら難しい。
過去になかった状況として、今何をなすべきか、と取り上げられるべき話題であるのは
確かだと思う。

ただ、「企業は解雇すべきではない」「解雇した企業はひどい」といった論調は気になる。
企業が潰れるのを良しとするならば、この論調は受け入れられる。
けれども、企業が端から潰れて良いことなどないはず。
企業がバタバタと潰れてしまったら蓄積されたノウハウも一気に無くなり、
将来の競争力はもとより、経済回復もおぼつかなくなる。
マスコミは、そんな将来を目指すべきと思っているのだろうか?

もちろん、まだ余裕があるにも関わらず、今がチャンス!とばかりに人員削減に走っている企業も
ないとは言えないだろう。
でも、実際の企業の話を聞くと、この2ヶ月の状況急変は怖ろしいほどのものとなっている。
何10人も従業員を抱えている企業が一ヶ月分の受注残しかない、といった話も多い。
このような状況で従業員を抱え続けたら、結局共倒れとなる。
これを避けようとした場合、或る段階まで来れば解雇は当然の選択肢にならざるを得ず、
且つ、その場合に非正規従業員から解雇していくのもまた当然としか言いようがない。

解雇に至るプロセスの取り方はいろいろあると思う。働いている側から言えば、
突然放り出されるのは辛い。せめてしばらくの猶予期間があれば、とも思うし、
ワークシェアリングのような形で、従業員皆で痛み分け、と言う形もあるのかとも思う。
(とはいえ、従業員全員が痛み分けに納得するかどうかは....これまた何とも。)

でも、雇用契約を両者が納得して働いている、という状況がある限り、
ここしばらくのマスコミ、特にテレビなどの論調は余りに一方的であり、おかしい。

派遣や期限付き雇用のような形であっても(いや、だからこそ余計)、今の時代、必ず契約書を交わしているだろう。その中の解雇条件に違反していない限り、企業側が一方的に攻められるのはおかしい。
「契約なんて。それよりも人間として考えるべき」との意見もあるだろうし、予想外の状況の中ではこの辺りの配慮が平常時よりはかなり必要となるのは確かだ。
とは言え、契約がそれなりの意味をもっていないとなると、法治国家である立場すら維持できなくなる。一体全体、それでいいのだろうか?

以前、大手製造メーカーの組合員の古株社員と話をしていて、とても違和感があった。なぜならば、何の話をしていても「会社が悪い」との結論に落ち着くから。
「治療に時間の掛かる病気になった社員が、元々の部署から異動させられて閑職に回された。病気を理由に差別するなんて、ひどい会社だ。」
「売上が下がったからと言ってベースアップが減った。例年通りのベースアップをすべきだ。」

どう考えても無理がある。病気でしょっちゅう休むのに雇用継続をしているということは、会社だってかなりの負担をしているはず。すぐに解雇になっても不思議ないのに。それに、売上が減ったのに例年通りのベースアップをしていたら、会社が潰れるとわからないのだろうか?

どうも今回のマスコミの論調は、こういった経営の基本を説明しようともせずにただただ「わかりやすい悪者を叩く」に終始しているような気がする。

こういうことを言うと、また「可哀相な人のことを考えていない」と言われるのかもしれない。
でも、何かが違っている。
企業の経営者は高い給料を貰っていい生活をしていて社員のことなんかちゃんと考えていない、なんて、余りに安易な理解。マスコミの馬鹿さに引きずられるのは悲しいよね。

以上、ここのところ気になっていた事に関して、思いの走るままに。

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